観音霊籤 第94番:伯牙、琴を打ち砕く
籤詩
君子と小人、賢者と愚者を見分けよ。
事には誤りもあり、是非も入り交じる。
琴は知音にこそ奏でればよい。
争うより、心静かに退くのが得策。
日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。
AI解説君子と小人を見分け、凡人と是非を争わないこと。心を開けるのは知己だけでよい。何事も静かに譲れば、身を守れる。
典故の物語

伯牙、琴を打ち砕く
伯牙が琴を砕いたのは、「高山流水」として知られる知音の故事である。春秋時代、兪伯牙は琴の名手で、木こりの鍾子期はその音を聞き分ける名人だった。伯牙が高山を思って弾けば、子期は「なんと高く険しい山だ、まるで泰山のようだ」と称えた。流れる水を思って弾けば、子期は「なんと広々とした流れだ、まるで大河のようだ」と感嘆した。弾く者と聴く者の心は通じ合い、二人はかけがえのない知音となった。やがて子期が病死すると、伯牙は唯一の知己を失い、自分の琴の音を理解する者はもう世にいないと嘆き、名琴を打ち砕いて、生涯二度と弦を奏でなかった。この物語は、心を通わせる相手を見つける難しさと、優れた芸には理解者が少ないという深い情と孤独を描いている。この故事が籤に現れたのは、籤を引いた人の周りには、本当に心を分かち合い、理解してくれる人がほとんどおらず、風雅を解さず、話の通じない人が多いことを示す。理解者と凡人との違いを見極め、牛に琴を弾くようなことをしたり、誰もが分かってくれると求めたりせず、自分の本心と真情を守ればよい。共感を得られなくても、心を乱してはならない。
典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

王君公、世を避ける
王君公が世を避けた故事は『漢書』に見える。西漢末、世の中が乱れる中、王君公は時流に迎合することも、遠くへ逃れることも望まず、市井に身を隠して牛の仲買(「牛の仲買人」)を生業とし、平凡な仕事で才能を隠し、静かに災いを避けた。当時の人々は「世を避ける、塀の東の王君公」と称えた。町中に身を置きながら、塀の東に隠れ住むかのように目立たず、世の中に身を隠して身を守ったという意味である。この物語は、乱世に争わず、目立たず、才能を隠して身を守る処世の知恵をたたえている。この故事が籤に現れたのは、今は才能を誇示したり、人と争ったりするべきではないことを示す。とりわけ、小人と同じ土俵に立って張り合う必要はない。身を引いて慎み深くし、心を静めて飾らずに過ごし、柔和さで災いを避けよう。そうすれば争いを遠ざけ、陰で損をすることなく、身を守って時機を待てる。
項目別のAI解説
- 仕事
- 職場の小人から距離を置き、凡人との言い争いを避け、自分の務めを静かに守るのがよい
- 金運
- 利益は時機を静かに待とう。争わず、分相応に過ごせば得るものがある
- 恋愛・結婚
- 知音に出会うのは難しい。縁ある相手を静かに待ち、無理に求めないこと
- 家庭
- 家では慎重に静かに過ごし、もめ事を減らせば安らかに保てる
- 自身
- 人と是非を争わず、静かに譲ることで身を守れる
- 健康
- 静養し、祈りを捧げよう。心を平らかに保てば、次第に快方へ向かう
- 旅行
- 遠出は控え、今いる場所で過ごすほうが安心である
- 人探し
- 探し続ければ会える可能性がある。焦りは禁物
- 取引
- 取引は慎重に進め、真偽を見極めて、他人を安易に信じないこと
- 妊娠・出産
- 女児を授かる兆し。妊娠経過は順調で、安心して出産を待てる
- 訴訟
- 和解して譲るのがよい。争わずに身を引けば、自分を守れる
- 失せ物
- 早く探せば、間に合って見つかることがある
- 転居
- 転居は控え、今の場所を守るのがよい
心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。
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