観音霊籤 第65番:孫臏、龐涓を追い詰める
籤詩
目の前の喜びも、真の喜びとは限らない。
危ういのか、安泰なのか。
肉を切り傷をつくるようなことをするより、現状を守るほうが安全だ。
日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。
AI解説目の前の一時の喜びは、長く続く安泰を意味しない。無理に得ようとするのは、肉を切って傷をつくるようなもの。分を守り、現状を変えないことが身を守る。
典故の物語

孫臏、龐涓を追い詰める
孫臏と龐涓はともに鬼谷子の門下で兵法を学んだ。龐涓は先に魏へ仕官して将軍となったが、自分の才略が孫臏に及ばないと知り、嫉妬心を抱いた。孫臏を魏へ招くと偽って誘い出し、密かに罪をでっち上げて臏刑に処し、膝の骨を削り取り、顔には刺青を施して、身体に障害を負わせ恥辱を与えた。孫臏は一時牢獄につながれ、命を落としかけた。表向きは魏に受け入れられ、しばらく安定したように見えたが、実際には至る所に殺意が潜み、命は風前の灯だった。後に狂人を装い、密かに斉の使者に救い出されると、馬陵の戦いで伏兵を置いて龐涓を討ち、ついに恥辱を晴らした。この籤が示すのは、孫臏が窮地に追い込まれた時のこと。物語は、安泰に見える状況の裏に危険が潜んでいることを語る。籤に当てはめれば、目の前は順調で安泰に見えても、実際には危機が潜み、危険な境遇にあるという意味。表面的な安楽に惑わされず、警戒を怠らず、出しゃばらずに機を待つのがよい。
典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

勾踐会稽
越王勾践は呉王夫差との戦いに敗れ、会稽山で包囲され、国を失いかけた。国を保つため、勾践は屈辱に耐えて和を請い、さらには呉で奴隷となり、夫差の病状を知るためにその糞をなめるなど、あらゆる場面で相手にへりくだった。夫差の信頼を得て、ようやく帰国を許された。帰国後は臥薪嘗胆し、会稽で受けた屈辱を片時も忘れず、国の立て直しに励んだ。二十年にわたり忍耐強く力を蓄え、ついに呉へ反攻して滅ぼし、諸侯の覇者となった。この籤が示すのは、勾践が会稽で窮地に陥り、屈辱に耐えて身を保とうとした時のこと。目の前には一時の安らぎや喜びがあっても、実際には大きな災いが潜み、危機は深い。籤に当てはめれば、今の喜びや安泰は見かけにすぎず、内には災いが潜んでいるという意味。無理に前へ進もうとすれば、自ら傷を招くだけ。耐え忍んで現状を守り、才能や力を表に出さずに機を待つことで、身を守り、再起の時を待つのがよい。
項目別のAI解説
- 仕事
- 表向きは華やかでも危機が潜む。分を守り、無理に求めないこと
- 金運
- 無理に利益を求めれば、自ら傷を負うように損失を招く
- 恋愛・結婚
- 一時の喜びは長続きせず、思わぬ変化が起こりそう
- 家庭
- 家は安泰に見えても実際は落ち着かず、懸念が潜む
- 自身
- 口論やもめごとに巻き込まれやすい。分を守り、慎み深く過ごすのが最善
- 健康
- 病状は再発を繰り返し、治りにくい。重い病気には専門家の診療を受けること
- 旅行
- 外出には妨げや危険が多い。家で静かに過ごすのがよい
- 人探し
- 無理に探すと口論やもめごとを招き、見つけるのは難しい
- 取引
- 取引では悪意ある人に遭うおそれがある。無理に成立させれば損を招く
- 妊娠・出産
- 妊娠中に不安がある。静養し、誠意を込めて祈るのがよい
- 訴訟
- 訴訟では不利となり、苦労を負う。争わず、守勢に徹するのがよい
- 失せ物
- 失くした物は、もう見つけ出すのが難しい
- 転居
- 今の住まいを守るのが安全。軽々しく動かないこと
心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。
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