観音霊籤 第17番:曹操、梅の話で渇きをしのぐ
籤詩
根もない噂や争いに耳を貸さず、朝夕ただ阿弥陀仏を念じよう。
妄言を真実と思い込んでも、絵に描いた餅で飢えは癒やせない。
日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。
AI解説人の根もない噂話を信じてはならない。虚言は絵に描いた餅のように、現実の困難を解決できない。何事も本心を貫き、噂に惑わされないこと。
典故の物語

曹操、梅の話で渇きをしのぐ
「望梅止渇」は『世説新語』に由来し、曹操の軍旅にまつわる故事である。伝えられるところによれば、曹操が軍を率いて遠征した際、道は険しく、折しも酷暑で水源も尽き、兵士たちは喉の渇きと疲労で進めなくなり、軍の士気も崩れかけていた。そこで曹操は機転を利かせ、鞭で前方を指し、「この先に梅林が広がっている。梅の実は甘酸っぱく、喉の渇きを癒やせる」と偽って告げた。兵士たちは梅と聞いて口に唾が湧き、一時的に渇きをしのぎ、士気を取り戻して急ぎ進み、ついに水のある場所へたどり着いた。この籤は「望梅止渇」の意を借り、空想で描いた餅は人心を一時慰めるための方便にすぎず、梅林は結局幻影であって、実際に喉を潤す甘い泉ではないと示す。願い事は今のところ、幻の慰めがあるだけで実益は得られないという意味である。現実を見つめて自省し、口先だけの話に惑わされないように。幸運を当てにしてはならないと戒める、中下の籤である。
典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

李斯、韓非を害す
李斯と韓非はともに戦国時代末期の荀子の門弟である。韓非は韓の公子で、『孤憤』『五蠹』などを著し、その才学は李斯をはるかに上回っていた。秦王嬴政は韓非の書を読んで深く感服し、本人を迎えようとして韓を急襲したため、韓非は使節として秦に赴いた。秦の重臣だった李斯は、自分の才が韓非に及ばず、韓非が重用されれば自分の寵遇と地位を奪われると恐れ、嫉妬を募らせた。姚賈とともに讒言し、「韓非は結局、韓の宗室であり、秦に真心を尽くすはずがない」と偽って秦王に除くよう勧めた。秦王は一時その言を信じ、韓非を投獄した。李斯はさらにひそかに毒薬を送り、韓非に自害を迫った。秦王が悔いて赦そうとした時には、韓非はすでに亡くなっていた。しかし讒言で人を陥れ、虚言を信じて同門を害した李斯も、後に趙高の讒言によって陥れられ、市中で腰斬の刑に処され、一族も皆殺しとなった。まさに自業自得である。この籤は、李斯が賢者を妬み、讒言で害した末に報いを受けた故事を借り、讒言を軽々しく信じたり、陰で人を陥れたりしてはならない、さもなければ人を害することは自分を害することになると戒めている。
項目別のAI解説
- 仕事
- 陰口や揉め事が多い。他人の助言をうのみにせず、本心を貫く
- 金運
- 根もない情報や口先だけのうまい話を信じると、損失を招きやすい
- 恋愛・結婚
- 噂が仲を引き裂き、恋愛は滞りがち。真偽を見極めること
- 家庭
- 真心を込めて祈り、平安を願う。根もない噂に心を乱されないように
- 自身
- 運勢は不安定。噂を信じず、正道を守れば安泰
- 健康
- 願掛けをして真心を込めて養生する。根拠のない民間療法や虚言を信じない。重い病気は専門の医療機関を受診すること
- 旅行
- 旅人の帰りは遅れがち。途中で遅延や障害があるかもしれない
- 人探し
- 探している人には会えるが、道中は波乱や障害が多い
- 取引
- 協力や契約はしばらく見合わせ、口先だけの話を信じない
- 妊娠・出産
- 期待が空振りに終わるおそれがある。胎児の状態に気を配り、安静に過ごす
- 訴訟
- 内々の和解が望ましい。讒言を信じて強硬に争わないこと
- 失せ物
- 失くした物は見つからない。別の対応を考えるのがよい
- 転居
- 今の住まいを守るのがよい。この時期の軽率な転居は避ける
心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。
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