観音霊籤 第66番:覇王、包囲される
籤詩
険しい道を馬で進み、人は遠ざかる。
群れを離れた羊が虎に狙われる。
危うい浅瀬を船で渡れば、風が波を巻き起こす。
春の終わり、花が散る頃に、空から霜が降りる。
日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。
AI解説前途は険しく、孤独な旅では孤立無援となり、周囲には強敵や障害が立ちはだかる。物事を進めても波乱が絶えず、絶好の機会も突然失われる。何事も静かに守り、みずから進んだり遠くへ出かけたりしないこと。
典故の物語

覇王、包囲される
楚の覇王・項羽は漢王・劉邦と天下を争い、幾度も戦った末、垓下で包囲網に追い込まれた。漢軍は十面に伏兵を配置し、夜半には四方から楚の歌が聞こえた。楚歌を聞いた項羽は、楚の地をすべて失い、軍の士気も崩れて、兵士たちが散り散りに逃げたのだと思い、もはや大勢は決したと悟った。彼は悲憤のうちに愛妾の虞姫と別れ、酒を飲み悲歌をうたった。その英雄の最期は、痛ましいものだった。これはまさに、覇王が垓下で包囲され、逃げ場を失った場面である。かつての輝かしい名声と大きな意気込みは、四面楚歌の中でたちまち孤立無援へと変わった。籤に当てはめれば、これは凶意の強い下下のしるし。大勢が傾き、四方を敵に囲まれるという意味。かつての順調さと華やかさは、すでに困窮と窮地へと変わり、孤立無援で進退にも窮する。すべてのよいことがたちまち衰えるので、早めに行動を控え、敗局に陥らないよう慎重に備えるのがよい。
典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

楚の覇王、陰陵で道を失う
項羽は垓下の包囲を突破した後、残兵を率いて慌ただしく南へ逃げ、陰陵のあたりで道を誤った。田畑にいた老人に道を尋ねたが、逆の方向を教えられ、大きな沼地に迷い込んだ。人馬は泥にはまり、逃げる機会を失い、ほどなく漢軍の追手が迫った。その時の項羽は、馬も疲れ果て、兵も減り、群れからはぐれた子羊のように孤立し、虎に襲われるかのように四方から追われ、頼る場所もなかった。道中の川辺では波風が荒れ狂い、春の終わりに花が散る頃、突然霜が降りるように、災難が次々と押し寄せた。やがて烏江まで退いた項羽は、江東の父老に合わせる顔がないと思い、悲壮な思いで自刎して果てた。物語は、英雄が窮地に陥り、一歩ごとに危険が迫るさまを描く。籤に当てはめれば、道に迷い、災難が重なり、頼るものも退路もないという意味。かつての栄光はすべて衰え、何事も凶に傾きやすい。慎みを守り、軽率に動かないのがよい。
項目別のAI解説
- 仕事
- 前途には障害が多く、計画は破綻しやすい。今の場所を守り、拡大しないこと
- 金運
- 損失が大きくなりそう。外で金を稼ごうとすると失うおそれがあり、投資は控えること
- 恋愛・結婚
- 関係の基盤が弱く、別れやすい。口論も増える
- 家庭
- 家の中では心配や損失が多く、一家の者も落ち着かない
- 自身
- 災難や損失に遭いやすい。もめごとを避けるため、外出を控えること
- 健康
- 急病は危険な状態に陥りやすい。すぐに祈り、災いを鎮めること
- 旅行
- 道中は危険が重なる。しばらく外出を控えるのがよい
- 人探し
- 行方がまったく分からず、見つけるのは非常に難しい
- 取引
- 商売は損失を招きやすく、悪意ある人にだまされやすい
- 妊娠・出産
- 妊娠中は危険がある。必ず神仏に祈り、胎児を守ること
- 訴訟
- 訴訟では必ず不利になる。できる限り和解して、訴えを取り下げること
- 失せ物
- 失くした物は見つからない
- 転居
- 転居は決してしないこと。動けば災いが起こる
心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。
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