観音霊籤(通行版百籤)第 85 番

観音霊籤 第85番:韓愈、雪に遭う

上々吉宮 申宮典故 韓愈、雪に遭う

籤詩

中国語原文
重开山后藏前事,
万宝园中可再团。
醉咏新诗添逸兴,
贵人引接上云衢。
日本語訳

山を開けば、奥にしまった過去も再び姿を現す。

<br>園に満ちる宝も、また集め直せる。

<br>新しい詩を口ずさめば、心は晴れやかに弾み、<br>貴人の導きで、雲上へ続く道を進む。

日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。

AI解説過去に途絶えたり失ったりした人や物事は、再び集まり戻ってくる。目上の人の推薦を得て、着実に昇進し、晩年は栄える。

典故の物語

韓愈、雪に遭う — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

韓愈、雪に遭う

韓愈は唐代を代表する文人で、「唐宋八大家」の筆頭に数えられ、一本気で率直な人物だった。唐の憲宗が仏骨を宮中に迎え入れ、国じゅうが熱狂するなか、韓愈は『論仏骨表』を奉って強く諫めた。そのため皇帝の怒りを買い、命を落としかけたが、裴度らのとりなしで潮州刺史に左遷された。あわただしく南へ向かい、藍関を通りかかったとき、風雪が吹き荒れて馬も進まなかった。そこへ甥の孫にあたる韓湘が見送りに来た。韓愈は感慨を深くし、「雲は秦嶺にたなびき、故郷はどこにあるのか。雪は藍関に押し寄せ、馬は進めない」という名句を詠んだ。その境遇は悲惨だった。しかし潮州に着くと、韓愈は政務に励み民を慈しみ、その名声を保った。ほどなく朝廷に召し戻され、再び官職に就き、晩年には吏部侍郎にまで昇った。この籤は、風雪のなかで苦境に陥りながら、やがて再起した姿を表す。一時的に左遷され、挫折し、困難な状況に置かれても、過去のことはなお挽回でき、失ったものも最後には取り戻せる。災いが好転し、再び登用される兆しである。

典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

蘇秦、志を遂げる — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

蘇秦、志を遂げる

蘇秦は戦国時代の遊説家で、若いころ鬼谷子に師事した。学問を修めて諸国を遊説したものの、どこへ行っても相手にされず、困窮して帰郷した。落ちぶれた蘇秦を見ても、妻は機織りの手を止めず、嫂は食事を作らず、両親も口をきかなかった。深く傷ついた蘇秦は奮起して勉学に励み、「頭を梁に吊り、錐で股を刺す」と伝えられるほど、兵法や策略を研究した。数年後、再び世に出て、合従策を掲げ、燕・趙・韓・魏・斉・楚の六国に秦への共同対抗を説いた。六国の君主を説得し、六国の宰相印を帯びて、一時は天下を動かすほどの権勢と栄誉を得た。錦を飾って故郷に帰ると、かつて自分を軽んじた家族は、皆ひれ伏して顔を上げられなかった。この籤は、若いころの落ちぶれた境遇から再起し、ついに大志を遂げた姿を表す。過去に失った機会や財物は再び集まり、目上の助けを得て奮起すれば、晩年には高い地位と栄達を得られる兆しである。

項目別のAI解説

仕事
以前の仕事を再開すれば大いに見込みあり。目上の人の推薦で、雲上へ昇るように出世する
金運
昔の貸金を回収できる。晩年は財に恵まれ、失ったものも戻る
恋愛・結婚
昔の恋が復縁し、破れた鏡が合わさるように、ついに夫婦となる
家庭
家運が再び盛り返す。誠実に慎みを守れば、晩年に福と喜びが加わる
自身
目上の人に引き立てられ、晩年は順調。何事も苦労のあとに好転する
健康
長患いでも良医に出会い、徐々に養生が整って回復する。ただし重い病気には専門家の診療が必要
旅行
旅には多少の紆余曲折があるが、最後は目上の人の助けを得て無事に帰る
人探し
行方不明の人と再会できる。少し待てば会える時が来る
取引
昔の取引を再開できる。大きな利益ではないが、最後には利を得る
妊娠・出産
女児の兆し。母子ともに無事で、家に喜びが加わる
訴訟
訴訟には紆余曲折があるが、最後は目上の人の仲裁を得て勝訴する
失せ物
珠が浦に戻るように、心を込めて探せば失った物が戻る
転居
新居への転居は大吉。家を整え直し、晩年は栄える

心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。

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