観音霊籤(通行版百籤)第 84 番

観音霊籤 第84番:荘子が妻を試す

大凶宮 未宮典故 荘子が妻を試す

籤詩

中国語原文
因名丧德不和同,
切忌忙中变作凶。
醉后不知何处去,
青松影里睡朦胧。
日本語訳

名声を追えば徳を失い、和を損なう。

慌ただしい時の軽挙は災いを招く。

酔いが回れば行く先も分からず、青松の影でぼんやり眠る。

日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。

AI解説うわべの名利を追い求めてはならない。焦って動けば災いを招きやすい。執着を手放して心静かに休み、あちこち奔走しないことが災いを避ける道。

典故の物語

荘子が妻を試す — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

荘子が妻を試す

荘子が妻を試す話は、民間に伝わる寓話である。伝説によれば、荘子が外出先で、夫を亡くしたばかりの女性が扇で墓をあおいでいるのを見かけ、その理由を尋ねた。女性は、亡夫の遺言で墓の土が乾くまでは再婚してはならないと言われたので、早く乾かそうと扇いでいるのだと答えた。帰宅した荘子がその話を妻の田氏にすると、田氏は女性の薄情さを責め、自分は貞節を守ると誓った。荘子は妻の心を試そうと、死んだふりをし、さらに若く美しい貴公子の姿に化けて弔問に訪れた。田氏はその風流な姿に心を動かされ、再婚を考えるようになり、「新しい恋人」の急病を治そうと荘子の棺を割って脳を薬にしようとまでした。棺の蓋が開いたとき荘子は生き返り、田氏は恥じて自害した。この話は世の偽善と人の心の測りがたさを風刺している。この籤はその意を引き、試すための疑いや虚名への執着から軽率に動くと、家庭の不和を招き、結局は自ら報いを受けることを示す。心を静かに保ち、飾らず人に接すること。疑いやうわべの名声で、自らの徳を損なわないように。

典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

李広、灞陵で辱められる — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

李広、灞陵で辱められる

李広は西漢の名将で、辺境を守り、匈奴と幾度も戦って国境の外まで名を轟かせ、「飛将軍」と呼ばれた。しかし生涯は不遇で、幾度も戦功を立てながら侯爵に封じられることはなかった。あるとき李広は戦に敗れて官職を解かれ、家で隠居していた。ある夜、酒を飲んで帰る途中、霸陵亭(灞陵)を通りかかると、酔った霸陵尉にとがめられ、夜間の通行を禁じられた。李広の従者が「元の李将軍だ」と説明したが、霸陵尉は「今の将軍でさえ夜間の通行は許されない。まして元将軍ならなおさらだ」と傲慢に言い、李広を亭に留めて一夜を過ごさせた。李広はひどい屈辱を受けた。この籤は、李広が一時の失意の中で、つまらぬ者に軽んじられ辱められた故事になぞらえる。運気が低迷している時は、焦って軽率に動いたり、虚名を追い求めたりしてはならない。災いや恥辱を招きかねない。目立たぬように力を蓄えて静かに過ごし、時を待ってから動くとよい。

項目別のAI解説

仕事
虚名を求めて無理に進めば災いを招く。目立たず、現状を守るのがよい
金運
名声を求めれば財を失う。利益を求めて軽率に動くと、かえって損失を招く
恋愛・結婚
名声や利益を重んじる関係は長続きしにくい。うわべに惑わされ、縁が離れやすい
家庭
家の中で口論が絶えない。静かに守りを固め、徳を修めて険悪な空気を和らげること
自身
外出や宴席を控え、焦りを戒めて心を静め、養生すれば災いを避けられる
健康
心の浮つきや焦りが病のもと。災いを鎮め、静養すれば落ち着くことがある。深刻な症状や重い病気は、祈祷に頼らず、速やかに医療の専門家による診察と治療を受けること
旅行
遠出は控えること。慌ただしく動き回ると変事が起きやすい。静かにしているのがよい
人探し
相手からの知らせは途絶え、あちこち探しても徒労に終わりそう
取引
取引はまとまりにくい。無理に進めるとかえって害を受ける
妊娠・出産
妊娠や出産に危険が伴う。慎重に安胎に努め、誠意をもって祈り、無事を願う
訴訟
訴訟では不利になり、負担を強いられそう。早めに譲歩し、和解して災いを避ける
失せ物
落とし物は見つかりにくい。無駄に追い求めないこと
転居
今の場所にとどまるのがよい。軽率に引っ越すとかえって災いを招く

心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。

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