観音霊籤(通行版百籤)第 54 番

観音霊籤 第54番:邯鄲の夢

大凶宮 子宮典故 邯鄲の夢

籤詩

中国語原文
梦中得宝醒来无,
应说巫山只是虚。
若问婚姻并病讼,
别寻生路得相宜。
日本語訳

夢で得た宝も目覚めればなく、巫山の雲雨も幻にすぎぬ。

縁談、病気、訴訟を問うなら、別の道を探すのがよい。

日本語訳は MyFate.AI によるものです。正式な本文は中国語の原文です。

AI解説夢で得た宝は、目覚めれば跡形もない。望みは幻に終わることが多く、縁談、病気、訴訟はいずれも順調にいかない。別の道を探す必要がある。

典故の物語

邯鄲の夢 — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

邯鄲の夢

「黄粱一炊の夢」は、唐代の伝奇小説『枕中記』に由来する。邯鄲の宿屋で道士の呂翁に出会った書生の盧生は、貧しく志を遂げられないと嘆いた。呂翁から枕を授かった盧生は、枕に寄りかかって眠り、夢の中で名家の娘を妻に迎え、科挙に合格し、宰相にまで上り詰め、栄華と富貴を極めて子孫にも恵まれた。その浮き沈みは数十年に及んだ。夢から覚めると、宿の主人が炊いていた黄粱の飯はまだ煮上がっていなかった。半生にわたる富貴と栄辱は、飯が炊き上がるまでの、はかない夢にすぎなかったのである。この故事は、功名や利得が幻のようにはかなく、瞬く間に消えることをたとえる。この籤を得たなら、目の前の望みは春の夢のようにはかなく、叶いそうに見えても実を結ばないと警告している。縁談、病気、訴訟など、どれも実りにくく順調には進まない。下下の兆しであり、目を覚まして身を慎み、むやみな欲を抱かないことが肝要である。

典故の物語(別伝)別の伝本による典故です(参考)

馬超、曹操を追う — 典故の挿絵(中国語の題字入り)

馬超、曹操を追う

三国時代、曹操は馬超の父・馬騰を殺した。仇討ちのために兵を挙げた馬超は激しく攻め、曹操を大敗させた。曹操は慌てて逃げ、顔を知られないよう、混乱の中で錦の袍を脱ぎ、長い髭を切り落として、一人で馬を走らせた。その姿はひどく哀れだった。馬超に捕らえられそうになったところを、部将の曹洪が命がけで救い、曹操はかろうじて命を保った。馬超は激戦の末、勝利を目前にしながら、ついに仇を自ら討つことはできなかった。この籤は下下の象である。求めるものは夢の中で宝を手にしたようなもので、目覚めれば両手は空っぽ。巫山の雲雨も、はかない幻にすぎない。どれほど有利な形勢でも、あと一歩というところで失敗することが多い。縁談、病気、訴訟については、同じやり方に固執して無理に押し通してはならない。別の道を探し、早めに方針を改めれば、無駄な苦労や挫折を避けられる。

項目別のAI解説

仕事
計画は黄粱の夢のように実現しにくい。空想を追わず、現実的な道を探すのがよい
金運
金運は停滞。幻のような利益は得にくいので、地に足をつけること
恋愛・結婚
縁談は幻に終わりやすく、まとまりにくい。静かに待ち、別の良縁を探すのがよい
家庭
家の中に不安があり、思わぬ問題が潜んでいる。用心して備えること
自身
運勢は不安定で、十分な用心が必要。むやみな欲を抱かず、地に足をつけること
健康
病状は軽くない。祈願に頼るだけでなく、医療機関で専門的な診療を受けること
旅行
旅先の人の帰りは遅れ、道中に支障も多い。遠出は控えて待つのがよい
人探し
誠意をもって待てば、行方不明の人とはいつか再会できる
取引
売買は実を結びにくく、無理に求めても徒労に終わる。しばらく控えるのがよい
妊娠・出産
妊娠については心を込めて祈れば、母子の無事を保てる
訴訟
訴訟では損をするおそれがある。譲歩して和解を求め、損失を避けるのがよい
失せ物
失くした物は夢の中の宝のように跡形もなく、見つけるのは難しい
転居
別の道を探せば吉。別の場所へ移れば、かえって良い結果となる

心を込めて尋ねてみてください。MyFate のワークベンチで、ご自身の手でこの籤を引くことができます。

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